ロイ・リキテンスタイン

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ロイ・リキテンスタインの代表作

ロイ・リキテンスタイン

1923年ニューヨーク生まれ。1940年にオハイオ州立大学美術学部に入学し、第二次世界大戦後の1949年に修士号を取得。その後、大学講師や製図工として生計を立てながら、抽象表現主義風の作品を制作していた。1960年代初頭、漫画のコマを拡大したような独自の作風を確立。太い輪郭線、三原色のベタ塗り、ドットで陰影を表現する手法で、ポップアートの代表的作家として知られる。彼の作品は、芸術と大衆文化の境界を問い、漫画の平面性を強調することで新たな美を生み出した。その後、古典名画のパロディや、筆跡を平面的に描いたシリーズ、立体作品などを手がけ、表現の幅を広げた。1995年に第11回京都賞(美術部門) を受賞。