元永定正

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元永定正の代表作

元永定正

戦後日本の美術界を象徴する作家の一人。 1955 年関西を拠点に活動する前衛美術グループ「具体美術協会」に参加し、 16年間中心メンバーとして活動しました。 未知なる自然 を創作の源とし、色水をビニール袋に入れ吊るした作品や煙を使ったパフォーマンスなど、斬新な素材を用いて自然現象を表現した実験的な作品を発表。 その後、絵具や塗料を直接キャンバスに流し込み川の流れや細胞分裂といった自然現象を示唆するような流動的な抽象絵画を発表し注目を集めました。 後期は、作品名に擬態語や擬音語を取り入れ、どこかコミカルで遊び心あふれる抽象画を発表し、前衛美術作家として国内外で高い評価を得ており、作品の価値は揺るぎないものとなっています。